受験に必要となる主な資格・・・
①年齢
申請日現在で６５歳未満。
②運転経歴
タクシー等の運転経歴が１０年以上。
③無事故：無違反
過去の一定期間に、道路交通法等の違反歴がないこと。
④資金
開業に関する一定の資金を有すること。
⑤営業区域：営業所（自宅）
申請する営業区域に住んでいること。

以上五つが必要資格のポイントです。もちろん二種免許を有していることは言うまでもありません＾＾上記の条件はすべて、申請する時点（試験の二ヶ月前）で満たしていなくてはなりません。

①年齢・・・65歳未満。
※受験を申請する時点でこの条件を満たしていなくてはなりません。
新規の試験は毎年11月に行われます。
その二ヶ月前（9月）に申請を行います。よって、新規の場合9月にその条件をクリアーしていなくてはなりません。

②運転経歴（経験年数）
タクシー：ハイヤー等の運転手としての経験が10年以上必要です。
トラックなどの経験は50％に換算されます。
（例）○○急便で10年トラック運転手経験して、タクシー運転手に転職した人の場合。
トラック経験10年→タクシー経験5年に換算されます。よってあと5年タクシー：ハイヤーの経験を積むと受験資格が満たされます。

③無事故：無違反
申請日以前3年間及び申請日以降、道路交通法違反の処分を受けていないこと。
※受験科目は「法令」と「地理」の二科目が原則ですが、申請日以前5年間無事故：無違反を満たした人は地理の試験が免除されます。
※３５歳未満の方は１０年無事故：無違反でなくてはなりません。
＜申請に係る運転経歴要件の詳細＞参照
※申請日以前5年間の間に「免許取り消し」処分を受けている人は受験できません。
※試験科目が減らせる（地理試験免除）まで待つのも一つの方法ですが受験できるチャンスがきたらチャレンジすることお勧めします。この地理試験免除制度がいつなくなるか分かりません。

④資金計画
申請日前までに、自己資金として200万準備しなくてはなりません。またその資金を申請日以降から許可が出るまでの間、常時確保されていなければなりません。

⑤営業区域：営業所（自宅）
申請する区域に営業所が存在し、原則として営業所と住居が同一であること。
申請する営業区域に申請日以前継続して1年以上居住していること。

＜申請に係る運転経歴要件の詳細 ＞
35歳未満の人・・・
申請する区域で、申請日以前継続して10年以上同一のタクシー又はハイヤー事業者に運転手として雇用されていること。
∴一社10年の経験を積む。
申請日以前10年間無事故：無違反であること。

35歳以上40歳未満の人・・・
申請日以前、自動車の運転を専ら職業としていた期間が10年以上であること。
その期間のうちタクシー：ハイヤーの運転経験が5年以上あること。
申請日以前３年以上、継続して申請する営業区域においてタクシー：ハイヤーの運転手であること。
申請日以前１０年間無事故無違反であるものについては、４０歳以上６５歳未満の要件によることができる
（例）
10年TAXI→その後→2年トラック→この場合はタクシーで１０年以上経験積んでいることになるけど受験できない。
トラック20年→その後→TAXI2年→この場合も運転経験はトラックの20年をTAXI10年と換算しますが、申請手前まだ3年TAXI経験を満たしていないので受験できない。

40歳以上65歳未満の人・・・
申請日以前25年間のうち、自動車を専ら職業としていた期間が10年以上であること。
申請日以前3年以内に2年以上、申請する営業区域においてタクシー：ハイヤーの経験があること。

おおまかに資格要件を述べると上記のようになります。その他に、詳細な条件があります。
まずこの条件をクリアーできている人、そろそろクリアーできる人で勉強を始めてみたいと思うかたは、遠慮なく自分の希望する支部へ問い合わせてください。
知り合いの個人タクシー事業者さんなどがいる場合仲介してもらうのもよいでしょう。

仕事場で個人タクシーに関する様々な情報を、チラホラ知っていそうな人がいることありますが、その人たちの話は聞き流して自分で直接支部に問い合わせて最新の情報を手に入れることをお勧めします。